子犬を迎えることになり、わが家ではリビングに犬の居住空間としてサークルを用意することにしました。
自宅に使用してなかったジョイントマットや木材があったので、100円ショップのワイヤーネットと組み合わせてサークルを自作。
それが思わぬ苦悩の元凶となってしまいました。
この記事では、自作サークルにして大変だったことを書いてみたいと思います。
目次
【トイレを失敗する&掃除が大変】
まず、苦悩の1つとなったのが、トイレ。
ネットで調べたところ、サークル内にペットシーツを敷き詰めて、だんだん減らしていく・・・というトイレトレーニング方法が書いてありました。
最初はそのようにしてみたんですが、ペットシーツをそのまま置いておくとビリビリに破いてしまうので、敷き詰めることは不可能。
なので、メッシュ付きのトイレトレーで根気よくトイレを教えるしかない。
とは言うものの、24時間つきっきりになるわけにもいかず、かなりの苦戦を強いられました。
広くとったスペースが、逆にトイレトレーニングを難しくしてしまい、犬は空いているスペースがあればどこでもオシッコをしてしまっていました。
そういうわけで、トイレの後始末にかなりの労力を消耗しました。
ジョイントマットの微妙なデコボコにウンチがひっかかって、一度拭いただけでは取れない。
拭き取りに時間がかかってしまい、それが私にはストレスでした。
また、多少の水分をはじくジョイントマットですが、あまりにオシッコの失敗が多いので、気づいたらしっとりとしみてしまっていました。
消臭スプレーもむなしく、におう。
継ぎ目でもオシッコをしていて、最悪なことに下に敷いていたブルーシートの破れからフローリングにしみ出して、ベタベタになってしまっていました。
一度はブルーシートを敷き直して、ジョイントマットを洗って乾かして貼り直したものの、「また失敗したら・・・」と考えてうんざり。

【ジョイントマットを食べてしまう】
そして、さらなる苦悩が。
ウンチからジョイントマットのかけらが出てきたのです。
壁にしていたジョイントマットの端っこを噛みちぎっておもちゃにしてるな〜とは思ってたんですが・・・。
やっぱり、口に入れるものは飲み込むと思わないといけないんだな、と思いました。
大きな塊を飲み込むと腸閉塞になって、命の危険にかかわることも。
誤飲のリスクを検索で知って、急に怖くなりました。
苦いスプレーをかけたり、大きな音を立てたりしましたが、時間が経ったらまた噛み始めてしまう。
「いつ飲み込むかわからない」という不安で、とにかく気が休まりませんでした。
そんな日が続いて、私自身が育犬ノイローゼ気味になってしまいました。
【既製品のサークルにして楽になった】

現在は、アイリスオーヤマのコンビネーションサークルを使用しています。
トイレはまだまだ失敗しますが、何よりも掃除がしやすく、ストレスになりません。
広さは以前のサークルの半分ほどになってしまいましたが、このくらい狭いほうが落ち着いているように思います。
視界も以前よりよくなって、犬の顔がよく見えるので嬉しいです。
こちらのサークルについては下の記事で詳しくご紹介しています。

よかれと思って自作したサークルですが、結果として自分たちの手間と出費を増やしてしまいました。
それに、自作のサークルが犬を誤飲の危険にさらしていたなんて、バカな飼い主だったな、と反省。
今となっては思い出として語れますが、育犬ノイローゼは私も犬もつらい時間でした。
掃除の時間なんて、少なければ少ないほうがいいです。
今はイライラすることがなくなって笑顔で犬と過ごせる時間が増えたので、サークルを替えてよかったと思います。
飼い主にできることは、正解を求めて考えたり工夫をしたりし続けること。
犬はそういう姿勢を見てると思うんですよね。
いやな思いをさせたこともあっただろうけど、小さな体で一生懸命慣れようとしてくれる犬にはいつも感謝しています。
この子にとって大好きな家族であれるように、これからも頑張りたいです。