私は不妊なので、今まで子育てをしたことがありません。
そんなわが家で子犬を飼うことになって、犬ではありますが、初めて子育てというものを体験することができました。
しかしながら、子犬を飼い始めて最初の1週間で「育児ノイローゼ」ならぬ「育犬ノイローゼ」に。
この記事では、そんな私のエピソードをご紹介します。
育犬ノイローゼになる原因と対策は下の記事でまとめています。

【ワンオペ育犬のつらさを実感】
犬を飼うことも、赤ちゃんが生まれることも、もともとの生活に1人ないし1匹が加わるだけ・・・
そう思っていた私は、犬を飼い始めて180度変わってしまった日常に面食らってしまいました。
最初の数日は夫が休みだったので、2人で面倒を見られたからよかったものの、ワンオペになると家事がまったく進まない。
家事が進まないから、自分の時間もない。
今まで悠々自適の専業主婦ライフを送っていたのに、あっという間に犬中心の生活に変わっていました。
【私が育犬の大変さを感じたこと】
では、具体的にどんなことが大変だったか、まとめてみます。
トイレの始末が大変
子犬はトイレの回数が多い。
掃除を終えて手を洗って戻ってきたら、またトイレを失敗してる、なんてことも。
ウンチを食い散らかして、あたりにばらまくこともあり。。
最初の1ヶ月は、自作のサークルを使用していましたが、掃除がしづらくてすごく大変でした。
詳しくは下の記事に書いています。

寝床としてサークルに入れていたクッションや毛布の上にも、容赦なくオシッコをする。
そのたびに洗濯もしなくちゃいけない。。。
家事も全部終わってないのに・・・。
サークルで暴れる

あわただしく家事をする私を見るたびに「かまってくれ」と言わんばかりに暴れる犬。
「運動不足だから暴れるのかな?」と思い、サークルから出してリビング中を走り回らせ、タオルの引っぱり遊びをし、コマンドの練習をし、とにかくつきっきりでお世話。
それでも、まだ暴れる。。。
しかも、朝も夜も関係なく。
犬に振り回されているように感じて、自分の思うように生活ができなくてイライラ。
甘噛みが痛い
遊んでいるとどんどん興奮して、しまいには噛みついてくる犬。
叱るとさらにエスカレートするので、もうどうしたらいいかわからない。
愛情を注いでいるつもりなのに、通じてる気がしなくて、悲しくて泣けてくる。。
ネットには「無視がいい」なんて書いてあるけど、「じゃあトイレはどうするの?自分の暮らしはどうするの?」と困惑するばかり。
上のようなことで、次第に精神的に追い詰められてしまい、「こんなはずじゃなかった……」と思いたくはなかったけど、思ってしまいましたね。。
しかも犬を飼い始めて数日後に、犬が急に体調を崩してしまったんですよ。
詳しくは下の記事で書いてます。↓

こういうこともあって、夜も眠れず、本当にメンタルがやられました。。。
【夫との意識のズレも】
夫には
「もっと気楽に考えればいいのに」
と言われたんですが、1日中お世話と家事に追われているのに、夫は仕事から帰ってきて、ただかわいい犬を見るだけ。
そんな夫にもイライラしてしまい、最終的に夫の前で大号泣。
私はいつから家政婦になった?
二人で飼おうって決めたのに、なんで私だけがこんなに大変なの?
……てな具合に。
【犬のために自分の生活習慣を変える】

「これではダメだ」と思い、自分の「暮らしへのこだわり」を捨てて、とりあえず犬との暮らしに慣れればいいや、と気持ちを切り替えました。
普段の食事は、手間のかからない料理にシフト。
夫にも家事の分担をお願いし、自分の負担を減らしました。
その間に犬のしつけの本を読み、犬にかまい過ぎないようにして、睡眠時間を確保。
そうして少しずつ、犬との生活に慣れていきました。
SNSを見ると、たくさんの人が育犬の大変さを感じていることがわかります。
正直、私もたくさん泣きましたし、すごく大変でした。
育犬ノイローゼは、まじめな人ほどなりやすいと言います。
いい意味での「テキトー」な暮らし方・接し方を見つけることが、一番早い解決方法だと、自分の経験を通して思いました。
犬の成長は早いので、1週間単位で変わっていきます。
おすすめは、日記をつけること。
状況を客観視できるので冷静になれるし、メンタルの安定に役立ちます。
あとでふり返ると、犬と同時に自分も成長してることに気づけると思います。
また、「犬とはこういう生き物だ」と知識を深めることも、飼い主としての自信を持つ上では大事なことです。
犬と一緒に学びながら、成長していけたらいいですね。