この記事では、混合ワクチンと狂犬病ワクチンについて調べたことと、実際に受けた時の流れ、費用をご紹介します。
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【混合ワクチンとは】
混合ワクチンとは?
犬の混合ワクチンとは、複数の病気に対するワクチンを1本の注射にまとめたもの。
犬同士で感染する病気や、人と犬の間でうつる病気などを予防する目的で使用します。
2〜11種のワクチンがありますが、病院によって取り扱いはさまざまです。
混合ワクチンの頻度は?
子犬は生後3ヶ月までに複数回、その後は年に1回の接種が必要とされています。
混合ワクチンは接種しないといけない?
混合ワクチンは任意ですが、ドッグランやペットホテル、サロンなどの施設を利用する場合に接種証明を求められることは多いです。
散歩に行く限りは他の犬との接触は避けられないので、接種しておくほうが安心です。
混合ワクチンのリスクは?
混合ワクチンは「生ワクチン」であることが多く、まれに副作用が生じる場合があります。
農林水産省 動物医薬品検査所の「副作用データベース」で、副作用について情報を得ることはできます。
抗体価検査を受けて、十分な抗体価が認められれば、混合ワクチンの接種回数を減らせる可能性はあります。
【混合ワクチン接種の流れ】
ぺろちゃんが実際に受けた混合ワクチンの流れは以下の通り。
- 診察
- ワクチン接種
- 10分待機、その後に聴診して終わり
- 1日安静にする
10分待機するのは、アナフィラキシーショックが出ないかどうかの様子を見るためです。
接種後2〜3時間後に、まれに顔面浮腫(ムーンフェイス)・発赤・痒み・元気消失・食欲低下などの症状が出ることもあるようなので、できれば午前中に接種し、経過観察をするのが安心です。
接種した当日は、シャンプーや激しい運動は控え、1日安静にさせます。
摂取後に他のワクチンを摂取する場合は1ヶ月以上間隔をあける必要があります。
混合ワクチンの金額
実際にかかったワクチンの費用は、診察代とあわせて8,500円。
摂取証明書は、ペットホテルなど施設を利用する時に必要になるので、大切に保管しておきます。
お散歩デビューは3回目の混合ワクチン接種から2週間後
子犬であれば、3回目のワクチン接種でワクチン免疫を獲得できたであろう日数である2週間後から散歩が可能となります。
犬同士のふれあいは厳禁。
ぺろちゃんは散歩デビューまでの間、「抱っこ散歩」で外の刺激に触れさせました。
【狂犬病ワクチンとは】
狂犬病ワクチンとは?
狂犬病を予防するためのワクチンです。
狂犬病ワクチンの頻度は?
狂犬病ワクチンは、狂犬病予防法という法律で年1回の摂取が義務づけられています。
狂犬病ワクチンはなぜ義務なの?
狂犬病は人にもうつる感染症で、発症すると犬も人もほぼ100%死亡するといわれている恐ろしい病気。
摂取をしない場合は、20万円以下の罰金に処せられます。(狂犬病予防法 27条)
参考:厚生労働省 狂犬病ページ
現在は、長年の努力で狂犬病ウイルスが国内で発生していないだけで、海外では発症例もありますし、いつウイルスが侵入してきてもおかしくありません。
ルールのおかげで、私たちの安心な暮らしは守られています。
狂犬病ワクチンのリスクは?
狂犬病ワクチンは、ウイルスを死滅させて作られる「不活化ワクチン」で、副作用は起こりにくいといわれています。
【狂犬病ワクチンの流れ】
狂犬病ワクチンの流れは以下の通り。
- 診察
- ワクチン摂取
接種後はふだん通り散歩に行ってもOK。
狂犬病ワクチンの料金(初回)
登録手数料3,000円(初回のみ)、注射済票交付手数料550円、狂犬病予防注射料金2850円、
合計で6,400円でした。
【次回接種の予定を入れておこう】
動物病院によっては次回の接種のお知らせをしてくれるところもありますが、病院を変えたり、転居や電話番号の変更などで連絡が届かない場合も。
接種の予定をスケジュールに入れるなど、自分でも把握できるようにしておくことが大切です。
近年、鳥インフルエンザで鳥が殺処分されるニュースをたびたび見ます。
もし、1人の飼い主の身勝手で、犬から大変な病気が流行したら犬はどうなるでしょうか?
自分だけで飼っているのではなく、社会全体で一緒に生活しているということを忘れないようにしたいですね。