リビングに広めのサークルを用意して、子犬を飼い始めた私。
どこかのサイトで
最初の1週間は環境に慣れさせるために、サークルからあまり出さないようにしましょう
と書いてあったのでそうしていたのですが、サークルに入れている間、ずっと暴れている子犬にとまどいました。
この記事で体験談をご紹介します。
【サークルで暴れる子犬】
うちの犬の様子をYouTubeにアップしているのでご紹介します。
動画のように、同じリビングで過ごしているのがストレスに感じるほど、常にドタバタと音を立てて暴れる子犬。
このままでは、隣人から苦情がきてもおかしくない、という状況でした。
あまりの騒音に耐えきれず、試しにサークルから出してみることにしました。
【サークルに入れておけば環境に慣れるわけじゃない】
サークルから出したら大暴れするかと思いきや、部屋の中のにおいを嗅いで回る子犬。
ひと通りにおいを嗅いだら満足したようで、くつろぎ始めました。
その姿を見て思いました。
サークルに入れておけば環境に慣れる、というわけじゃない。
犬は自分の鼻で嗅いでみて初めて安心できる。

それを裏付けるように、隣の和室で扉を閉めたまま家事をしていると物音に吠えていたんですが、和室に一緒に行ってにおいをかがせたり、家事をするところを見せたりしたところ、扉を閉めて家事をしても吠えなくなりました。
うちの子の場合は、
知らないから怖くて落ち着かない
という理由だったんだな、とわかりました。
だから、サークルに慣らすことも大切だけど、まずは自宅がどんなところなのか見学させてあげることも必要だと思いました。
【入れっぱなしも出しっぱなしもダメ】
でも、ずっと出していると退屈になって、甘噛みや破壊行動を始めてしまいます。
「これはよくない」ってことで、とりあえず「問題行動が始まったらサークルに入れ、トイレを成功することができたら出す」という決まりにしました。
サークルに入れている時は、ずっと視線を送ってくるし、こっちを見ながらわざと騒ぎ立てたりしますが、そういう時は無視。
目を合わせたり、声をかけたりすると、期待してさらに暴れるのでそれもダメ。
最初はあきらめが悪かったうちの子でしたが、しばらくしたらあきらめて寝るようになりました。
それは、多分「きっとまた出してくれる」と犬が思ってくれたから、あきらめられるようになったんだと考えています。
だから、面倒でも何度でも出したり入れたりして、「閉じ込められっぱなしではない」ということを理解してもらうことが大切だと思いました。
【暴れる犬には理由がある】

サークルで暴れる犬には、理由があります。
・退屈だから遊んでほしい
・よく知らない場所で怖い
・飼い主の動きが気になる
など。
そんな時に飼い主がすべきことは、落ち着いて犬の行動を観察し、どうして暴れているかを考え、対策方法を探ることです。
犬を観察しないことには、適切な対策もできません。
困ってる人も、ぜひ犬と向き合って、暴れる理由を考えてみてほしいなと思います。
私自身、子犬を迎えた当初は大変でしたが、成長とともに家のルールを理解し、サークルから出して一緒に過ごす時間が増えました。
私は育犬ノイローゼになってしまったので、その時間はものすごく長く感じましたが、乗り越えた今ふり返ってみると、自分を成長させてくれた時間だったなと思います。
犬を飼う人みんなが、大変な時期を乗り越えて、幸せなドッグライフを過ごせますように願っています。
私の育犬ノイローゼのエピソードを書いた記事もあります。
子犬がしんどいな〜と思う人はこちらもご覧ください。
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