室内犬を飼っていると、抜け毛やホコリが気になるので掃除は毎日でもしたい。
でも、犬に邪魔されて思うように掃除できない、という人も中にはいると思います。
うちもそうでした。(厳密に言えば今でもそうですが。。)
この記事では、わが家で掃除ができるようになるまでにしたことをご紹介します。
【掃除道具に吠える子犬】
初めて掃除機を使った日のこと。
掃除の邪魔をされないようにと子犬をサークルに入れた状態で掃除機をかけ始めたところ、掃除機の音にびっくりして吠えまくり、私が萎縮してしまって掃除ができませんでした。
とりあえず、掃除機はあきらめて、コロコロ(粘着クリーナー)を使ってみると・・・
こちらも興味津々で、目にすると暴れる。
目の前で使うと吠えるので、自分の背中で見えないようにして掃除しました。。
でも、そんなことずっと続けていたら、まともな掃除なんか一生できません。
【わが家で実践した子犬を掃除機に慣らす方法】
普段から目につく場所に掃除機を置いておく
ぜひとも慣れてほしい掃除機は、普段から目につく場所に置いて、存在自体に慣れてもらうことにしました。
最初は掃除機を持ち運びするだけで吠えていたうちの子ですが、動かない掃除機はおもしろくないとわかったみたいです。
掃除機のスイッチを入れるアピールをしてあげる
急に掃除機のスイッチを入れて大きい音を出すとびっくりして突発的に吠えてしまうことも。
なので、別の部屋でスイッチを入れて徐々に近づいたり、掃除機前にかけ声をかけたりして、犬をびっくりさせないように気をつけました。
数ヶ月経つと、こちらもめんどくさくなるし、犬も慣れるしで、特に意識しなくなりましたが。笑
遊びたい子犬は無視して掃除し続ける
上の動画でも確認できるんですが、掃除機に吠える時の犬を観察した時に、しっぽをふって遊びたそうな顔をしていることに気づきました。
実際に、サークルから出して掃除機をかけたのが下の動画ですが……
完全に掃除機がおもちゃになっています。
怖がって吠えているのであれば、もう少し時間をかけて慣らしたり、最悪、掃除機はあきらめないといけないかなと思ったんですが、そうでないなら無視して掃除機をかけても問題ないと思いました。
むしろ、掃除機に吠えるたびに手を止めていたら、それが「かまってもらえた」という成功体験になって、どんどん吠えてしまうようになると思います。
【掃除機&コロコロで邪魔されても掃除できる】
このようにして、なんとか強引に掃除をしていましたが、もっと効率よく掃除がしたい。
というわけで、掃除機とコロコロの二刀流をやってみたところ……
これなら邪魔されても掃除できる!
掃除機をかける時はコロコロをおとりに、コロコロをかける時は掃除機をおとりにすると、子犬を制御(?)しながら掃除ができます。
子犬も遊びたい欲求が満たされるし、掃除もできるので一石二鳥。
ただし、掃除機のヘッドは傷だらけになります。。

【追記:慣らすこと・あきらめさせることが大切】
その後、犬は1歳になりましたが、掃除機とは遊びたいみたいで、まとわりついてくるのは変わりません。苦笑
コマンドで制止させても、少ししか我慢できないので、最近ではあきらめてサークルに入れてから掃除機をかけてます。
サークルでバタバタする時は、叱ることもあります。
それでも、最初に比べたら吠えなくなったので、落ち着いて掃除ができるようにはなりましたね。
犬に気をつかうのではなく、「そういうものだ」と教えてあげるのが飼い主のつとめ。
掃除機に慣らした上で、遊ぶものじゃないことを教えることが大切だと学びました。
掃除機に限らず、生活全般に言えることですね。