犬に服は必要かどうか。
犬を飼い始めた時、服を着せるべきかどうか迷う人はいると思います。
この記事では、それに対する私の考えを書いてみたいと思います。
【洋服はいらないと思ってました】
私自身、犬を飼うまでは犬に服は必要ないと思ってました。
だって犬は本来、裸でいることが自然な動物だから。
服を着せるのは、飼い主の自己満足か、はたまた過保護なんだろうと。
私自身は、人生で服にほとんどお金をつかってこなかったので、人間のものより高い値段で売られている犬の服を見て、「ばかばかしい」とすら思っていたほどです。
【たびたびおなかがゆるくなるうちの子】
ところが、いざ犬を飼い始めたら、そんな風に割り切って考えられなくなるものですね。汗
飼い主としては、自己満足だと言われようが、やっぱりかわいいわが子の姿を見たい。
いっぽうで、大型犬を飼っていた知人からは「空調とか洋服とか、過保護にしすぎると体が弱くなるで」と言われ、ぐらつく思考。
最初は、たくましく生きてほしいと思い、冬に慣れるためにエアコンの温度を下げていこうとか、運動不足にならないようにたくさんお散歩に行こうとか、いろいろ考えてたんですが……
何度も繰り返す軟便。。。
こんなに毎日心配な気持ちになるくらいなら、まわりから何と言われようと、この子に合った育て方をしないといけないと思いました。
【いろんな人がいるようにいろんな犬がいる】

……そういうわけで、今では毎日服を着せています。
それで元気でいられるならそのほうがいいし。
私も夫も服を選ぶ時・着せる時を楽しみに思ってますし、そんな幸せな時間を作ってくれてることに、ますます犬が愛おしくなります。
また、服を着ていることで、お散歩中に出会う人とのコミュニケーションに役立つこともあります。
飼い主の自己満足にとどまらず、ちゃんと社会を円滑にするような役割も担ってるってことなんですよね。
暑がりな人、寒がりな人がいるように、犬にもいろんな犬がいます。
もとは野生の動物だったとは言っても、今、飼い犬として存在している犬は人間によって品種改良されてきた犬がほとんど。
その犬に、野生動物のような生き方を強いるのは、少し酷なのかなとも思います。
犬が元気に暮らせるようにするのが飼い主のつとめなら、服を着せるのもまた、つとめの1つ。
……と思いながら、多少いやがるうちの子に、今日も服を着せる飼い主です。