ぺろちゃんは、生後3ヶ月半でうちに来てから、甘噛みはひどいし、逆ギレするし、ずっと反抗期だと思っていました。
それが、生後6ヶ月を迎えた頃から、さらに顕著になりました。
この記事では、反抗期のぺろちゃんの問題行動を紹介しつつ、どう接するべきか私なりに考えてみました。
犬の反抗期にイライラする、感情的になってしまうという人の参考になればと思います。
※当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
【反抗期を感じたぺろちゃんの行動】
1. コマンドを無視する
「やればいいんでしょ」と言わんばかりの投げやりの「お手」。
ごほうびのおやつは、奪うように食べる。
ちゃんとできていた「オスワリ」や「待て」も、無視してやらなかったり、反抗して噛みつこうとしたり。
2. 散歩中に引っぱる・歩かない
ふつうに歩けば10分で着く公園に、30分。
自分の行きたい方に引っぱり、気に入らない方向には伏せして歩かない。
他の通行人には愛想をふりまく。
3. トイレ以外でオシッコ
部屋でフリーにしている時でも、トイレの時は、自分でサークルに戻ってできていたのに。
私が見ている前で、私の顔をじっと見ながら座椅子ソファの上でオシッコ。
4. 要求吠え・要求鳴き
今までしなかったのに、吠えたり鳴いたりすることが急増。
特に、朝鳴き・サークルから出してほしい時の要求吠えとか、叱った時に反発して吠える、とか。
【子犬の反抗期とは】
犬は生後6〜10ヶ月頃に反抗期を迎える、とネット上にたくさん書かれています。
それらの情報の中で、一番しっくりきたものが、自我が芽生え、自信やこだわりが出てくるのと同時に、闘争心や警戒心も出てくる時期だということ。
飼い主に対して「どこまでが許容ラインなんだろう?」と探りを入れることも、今までは気にならなかったものに過敏に反応しちゃうことも、成長の証なんですね。
自分の高校生くらいの頃を思い返せば、親を試すようなことを言ったり、わざと怒らせたりして、自分への関心を推し量るようなことをしたと思います。
そんなとこ、似なくていいのになぁ。
【犬の反抗期の接し方】
ジャックラッセルテリアはわがままになりやすいと言われる犬種。
「このまま言うことを聞かなくなったらどうしよう」と、私は焦りを感じていました。
というのも、当時の私には「なにがなんでも、おりこうな犬に育てたい」と思っていたから。
理想に反するぺろちゃんの行動は、すべて「反抗」とか「問題行動」だと思ってしまって。
でもそれだと、怒ったりイライラすることのほうが多くなる。
ぺろちゃんとの関係も悪くなるし、なにより全然楽しくない。
そうなってしまった背景に、私の親が昔飼い犬を死なせてしまったこともあり、「私は親よりもちゃんとできる人間なんだ」という無意識な承認欲求があったことに気づきました。
「犬のしつけを誰かと比べたりする必要はない」
「犬のしつけを誰かに褒められる必要はない」
そういう風に自分に言い聞かせて、神経質に考えるのをやめたら、しつけがかなり楽になりました。
そんな経験があり、心の余裕が、犬のしつけには一番大切なんだって、今では思っています。
「うまくできたらありがとう」くらいの心持ちでいれば、喜びと感動を毎日味わえて、幸せな気持ちでいられますからね。
私の結論は、パピー期だろうと反抗期だろうと、接し方は変わらない。
落ち着いて、淡々と、優しく接すること、だと思います。
それができない人は、自分自身のこだわりや欲求を洗い出し、その根底にある欲求不満に気づくことで、改善できるかもしれません。