生後7ヶ月にさしかかる頃、犬の問題行動がいろいろと出てきました。
特に毎日のお散歩は、歩かない・引っぱる・他の犬に飛びかかる、と、私にとってはかなりストレスの大きいものになっていました。
反抗期とも言われるこの時期に犬のわがままを許してしまったら、一生わがままな犬になってしまうのでは。。
焦りを感じた私は、いろんなしつけの本を読み漁りました。
そんな中、「リーダーウォーク」を知り、ダメ元で犬に教えることにしました。
【ワンステップストップとは】
リーダーウォークとは、犬がリードをゆるんだ状態で歩くこと。
引っぱりまくりのうちの犬が、少しでもそうなってくれたら嬉しいな、と。
ワンステップストップとは、動き回る犬に有効なリーダーウォークのトレーニング方法です。
直訳すると「一歩進んで立ち止まる」ということ。
犬は飼い主の動きに合わせなければいけない、という習慣づけをするために行います。
【ワンステップストップのやり方】
1. 犬を体の横につけて座らせる
最初は室内で、犬が落ち着いた環境で練習します。
私はいつも犬を左につけていますが、右でも左でもやりやすい方でいいです。
ただ、どちらかに決めることで、足さばきやリードさばきがよりスムーズにできるメリットはあります。
リードの輪の部分を右手で持ち、左手で犬の動きを制限できるほどの長さでリードを持つと、犬が勝手に動くような時に制止しやすいです。
犬が動き回って座らない場合は、座るまでその場に立って動かないようにします。
最初はコマンドで座らせてもいいです。
2. 犬が横に座ったら一歩前に出て立ち止まり、犬も合わせて前進させ、再度座るまで待つ
最初は全然スムーズに座らないですが、根気よく続けることが大切。
そのうちに犬も「飼い主が立ち止まったら座らないといけないんだ」と学びます。
上の動画には、反抗する様子が映っています。
それでも練習を続けたら、数分で下のように少しできるようになりました。
うちの子は食べるのが好きなので、おやつをつかってモチベーションを上げてます。
ただ、おやつをつかったトレーニングばかりすると、おやつがなければ言うことをきかない犬になってしまうことも。
慣れてきたら徐々におやつをやる回数を減らして、声や表情で褒めてあげるようにするのがいいです。
3. 歩数を増やして、飼い主が立ち止まれば犬も座るというクセづけをする
あとは、飼い主が立ち止まったら犬も座る、というクセづけができるまで根気よく練習あるのみ。
室内でうまくいったら、お散歩でも実践します。
うちの犬は、ちょっと甘くすると途端にできなくなるので、お散歩中は終始トレーニングするようにしています。
人にぶつかったりしないように周囲に気をつけることも大切です。
【信号待ちでおすわりをする犬になりました】
この記事を書いている時点でトレーニングを始めて2ヶ月ですが、最近は信号待ちで自然におすわりをしてくれるようになりました。
私も嬉しいし、信号待ちをしている他の人にも安心感を持ってもらえるので、頑張った意味があったなと思います。
まだまだ誘惑に負けることも多いですが、犬も頑張ってくれてるのを毎日感じて、その犬を見て愛情がどんどん深まっています。
トレーニングにそんな効果があったとは。
ぜひ、お散歩で悩んでいるかたに試してみてほしいと思います!
ちなみに、このトレーニングをするのに参考にした本は、こちら。
リーダーウォークのやり方が写真つきでのっているので、すごくわかりやすいです。
参考にしてみてください。
また、私の体験談を交えてリーダーウォークの方法とポイントを下の記事でご紹介しています。
↓こちらもぜひご覧ください。
