3月初旬のある夜のこと。
シャンプー後に不調になってしまったことを記録しておきたいと思います。
※ちなみにこの記事の写真は元気な時に撮影したものです。ご安心くださいね。
【シャンプー後に震える犬】
いつものように浴室でドライヤーまで終わらせ、ぺろちゃんを浴室からリビングまで抱っこして運びました。
いつもだったらリビングに入ると部屋中を走り回ったり、ソファーの上でごろごろと体をこすりつけたりするのですが、その日はリビングに入ってもあまり動かず。
調子が悪い時のように、そろりと歩いて、ぺたっと座り込んだのです。
触ってみると完全に乾いてないところもあり、体がブルブルと小刻みに震えていました。
【すぐに体を温める】
耳や足先は冷たく、耳の中はいつもはピンク色なのに白っぽくなっていました。
あわててドライヤーをかけ直し、体をあたためました。
その後あげる予定の夜食(うちは朝に胃液を吐くことが多いので夜食をあげてます)があったので
「ごはん食べる?」
と聞くと、食べたそうにハウスに戻るぺろちゃん。
カリカリにあったかめのぬるま湯を入れ、体の中からもあったまるようにしました。
その後は毛布にくるんでいましたが、途中で毛布から出てきたので、あったまったのかなと、ほっとしました。

※普段から耳の中を確認したり、足先に触ってだいたいの体温を知っておくこと、大切です。
【シャンプー後の低体温症にならないために】
わが家では、2週に1度のシャンプーをしていますが、今までこんなことになったことはありませんでした。
3月と言っても夜は冷えるし、浴室からリビングに行く間に体が冷えてしまったのかな、と。
調べてみたところ、体温調節が追いつかないほどの寒さにさらされると「低体温症」になってしまうようです。
特に子犬や老齢犬、心疾患のある犬は命に関わることもあるそう。
ぺろちゃんはこの時点で1歳半ですが、小型犬だし体が冷えやすいのかもしれません。(普段から寒さには弱い。)
そこで、シャンプー時に気をつけるべきことをまとめてみました。
- 浴室もリビングも事前に温めておく
- シャワーの温度は37〜38℃が理想とされているけど、寒い日は少し温かめにする
- 急に寒くなったような日は無理しない
- ドライヤーはしっかりかける
- シャンプー後は観察できるように時間に余裕を持っておく
ドライヤーをかけたと言っても、毛の内側は濡れていることがあり、それで体が冷えてしまう場合もあるようです。
シャンプー後はお出かけや就寝はせず、健康観察できるように時間を設けておかねば。
犬って本当に繊細!
「これくらい大丈夫」なんて思わずに、大切な家族として快適にしてあげられるように気をつけよう、と改めて思った出来事でした。