【体験談】愛犬が毒のある花を食べてしまった時のこと

先日、義母の家に行った時のこと。

鉢植えの花が床に落ちていて、ぺろちゃんがそれを食べてしまいました。

その時のことをこの記事にまとめてみたいと思います。


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【毒のある花】

ろちゃんが食べたのは「ニチニチソウ」。

ニチニチソウ

(参考画像は道端で見つけたもの。)

初夏から秋まで花が楽しめ、暑さにも強いので、ガーデニング初心者でも育てやすいお花として紹介されています。

ですが、ニチニチソウには「ビンカアルカロイド」という成分が花、茎、葉など全体に含まれており、誤って口にすると下痢や嘔吐、麻痺などの中毒症状が出るようです。

量によっては、死に至る場合もあるらしい。


ニチニチソウ以外にも、犬が口にすると危険な植物は身近にたくさんあります。

アサガオ、アジサイ、キク、スイセン、スズラン、パンジー、ポインセチア、ユリ……などなど。

大丈夫じゃないもののほうが多そうなので、ふだんは近づけないようにしているのですが……。


【誤食したシチュエーション:人の家】

ろちゃんは子犬の時から拾い食いをする癖があるため、わが家では掃除を徹底して、植物も置かないようにしています。

でも、人のおうちは状況がちがう。

義母はぺろちゃんを孫のようにかわいがってくれているので、時々お散歩がてら家に寄るのですが、お花が好きな義母は鉢植えを室内に飾って楽しんでいて。

久しぶりに立ち寄った義母の家にはニチニチソウがあって、お花が落ちているのをぺろちゃんが食べてしまったのです。

運がよかったのは、食べる瞬間を義母が見ていて、私に言ってくれたこと。

もし気づいていなかったら、言ってくれてなかったら……理由もわからず急に体調が悪化して、うろたえている間に手遅れになってしまったかもしれません。


【動物病院での処置】

ットですぐに調べて、毒があることを知り、病院に電話して指示をあおぐことに。

「吐かせたほうがいいので、すぐに来てください」

とのことで、動物病院に向かいました。

到着したのは、花を食べてから40分後くらい。

吐かせるにもギリギリな時間になってしまいましたが、胃から腸に入ってしまうと、もうどうしようもないそうで、注射で吐かせる処置をしていただきました。

注射をして数分後に吐きましたが、花びららしきものはほんの少しだけ。

「どれくらい腸に入ってるかわからないので、あとは運頼みだ」と。

帰宅後に吐いてしまった場合に脱水症状にならないための点滴をしてもらい、帰宅。

診察料は6000円弱、アニコム保険適用で3000円ほどの支払いでした。

「症状が出るなら花を食べてから3〜4時間後には出ると思います」とのことで、その日は絶食して、一晩様子を見ました。

幸い、何の症状も出ることもなく、事なきを得ました。


【慣れた場所でも油断は禁物】

省点は、義母の家に安心してしまっていて、お花などのチェックをしなかったこと。

義母の楽しみも尊重したいし、ぺろちゃんにも安全に過ごしてほしいので、今後は遊びに行った時にチェックして、危ないものは別の部屋に移動してもらうなど、対策をしたいと思います。

慣れた場所であっても、油断しちゃダメだなぁと教訓になりました。

本当に大事にならなくてよかった。。。

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