22. 散歩で引っぱりまくる犬

ジャックラッセルテリア 子犬

散歩デビューを果たし、いよいよ楽しいドッグライフがスタート・・・と思いきや、今度は散歩が私のストレスになった。

というのも、ぺろちゃんが散歩中に引っぱりまくっていたからだ。


初めて買ったかわいい洋服と揃いのリードで「おしゃれなお散歩をするんだっ♪」と浮かれていたのも束の間、体の成長とともに引っぱる力はどんどん強くなって、細いリードが手に食い込むようになってしまった。

そのうちリードがちぎれてしまうんじゃないかと思い、わずか1ヶ月ほどで中型犬用のぶっといリードに変えた。

引っぱる犬

おしゃれな散歩なんて、夢のまた夢だ。

突発的に引っぱられて腕は腱鞘炎になるし、雨が降り始めても頑として動かない時もある。

動かない犬

スムーズに通り過ぎていく他の犬を見るたびに「なんであんな風に歩けないんだろう」とみじめな気持ちになった。

おまけに拾い食い癖がひどくて、散歩中は気を抜くことができず、私自身が散歩を楽しめなくなっていった。


ぺろちゃんのペースに合わせていたら全然歩けないし、そのまま帰宅すればジャックラッセルテリア持ち前の体力を持て余して、自宅でのイタズラや甘噛みがひどくなる。

「このままではいけない」と思い、犬のしつけ本を読み漁っていた時、藤井聡氏の著書『愛犬・本当に困った時のすぐ効くしつけ!』という本に出会った。

犬の習性を踏まえたしつけ方法がマンガや写真を交えてわかりやすく書いてある良本だ。

この本によると、勝手に歩き、リードをぐいぐい引っぱる犬は、「権勢症候群」が原因とのこと。(アルファシンドロームとも言う)

でも、ネットを見れば「そんなの古い考え方だ」なんて書いてあるのもある。

犬のしつけ方法が「アルファ派」と「ポジティブ派」で大きく異なっているのに、ネットの情報ではそれぞれ断片でしかわからず、私は混乱した。

ぺろちゃんの性格を思うと、独立心と好奇心が強いのに、怖がりで神経質なところもあるため、気質にも原因はあるとは思う。

でも、褒めた矢先に引っぱる、トリーツがなくなれば言うことを聞かなくなる、ではトレーニングにすらなってないと感じたし、気長に待っている間に私がぺろちゃんを嫌いになってしまいそうだった。

それに、育ち盛りのぺろちゃんは、どこまで自分が自由にふるまえるのか試したいと思っていたフシがある。(なんなら今でも私は日々試されているように思う。)

私は、古い考え方だろうがなんだろうが、これで改善するなら……と藁にもすがる思いで、リーダーウォークのトレーニングを始めることにした。

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