犬の問題行動に毎日イライラ。
ネットを検索しても、何が正しいのかわからない……。
私自身、この本を手に取った時そう思っていましたが、この本を読んで、飼い主としての自分のあり方を見直すきっかけになりました。
この記事でご紹介したいと思います。
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【シーザー・ミランとは】
この本は、メキシコからアメリカに不法入国したという、著者シーザー・ミランのまさかのエピソードから始まっています。
その後、アメリカでドッグトレーナーになるという夢を叶え、世界中で活躍するカリスマドッグトレーナーに。
カリスマらしからぬ、人間ドラマあふれる内容に、心を開いて読み進めることができました。
さすが動物行動学を研究されてる人の本だけあります。
この本には「自分の犬を穏やかで従順な犬にしたいなら、自分のエネルギーが穏やかで毅然としたものでなければいけない」というメッセージが終始書かれています。
カリスマとしてのスペシャルテクニック……ではなく、メンタリティをいかに鍛えるかが大切なんだと感じました。
【この本を読んでわかったこと】
犬の問題行動は対症療法ではなく、日常生活そのものから見直していかなければいけない、ということをこの本を読んで感じました。
問題は犬ではなく飼い主の側にあり、飼い主自身が考え方を変えなければいけないってこと。
私自身、ぺろちゃんに過干渉気味だったし、感情的に叱ったりしてしまっていました。
心の安心をぺろちゃんに依存してしまっていたんですね。
そういう自分の弱さに気づくきっかけになったので、この本を読んでよかったと思います。
【この本で犬の問題行動は改善したか】
この本を読んで、自分がいかに頼りない飼い主だったかを痛感したので、すぐにぺろちゃんへの接し方を見直しました。
つい感情的になった場面でも、自分の感情をコントロールするようにして、平常心で過ごすように心がけました。
胸を張って歩くなど姿勢にも気をつけると、メンタル面でも前向きになることができました。
この本を読む前と読んだ後とで、私は人間がかなり変わったと思います。
心の余裕ができて、トラブルにも冷静に対応できるようになったし、問題行動だとも思わなくなりました。
そんな私の変化に応じて、ぺろちゃんもアイコンタクトが増え、指示を聞こうとする場面が増えたように思います。
結果的に、思い描いていた、犬との幸せな暮らしができるようになりました。
この本を読んで本当によかったです。
犬が言うことを聞かない、犬のしつけに自信がないという飼い主さん、自己肯定感が低い人におすすめしたい1冊です。