【レビュー】『シーザー・ミランの犬と幸せに暮らす方法55』は犬のしつけに自信が持てない人におすすめの本です

シーザー・ミラン 本

が言うことを聞かない。

犬のしつけ、何が正しいのかわからない……。

ネットにはいろんな情報が錯綜して、ますます混乱するばかり。

私自身、この本を手に取った時そう思っていましたが、この本を読んで、飼い主としての自分のあり方を見直すきっかけになりました。

この記事でご紹介したいと思います。


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【シーザー・ミランとは】

の本は、メキシコからアメリカに不法入国したという、著者シーザー・ミランのまさかのエピソードから始まっています。

その後、アメリカでドッグトレーナーになるという夢を叶え、今では世界中で活躍するカリスマドッグトレーナー。

まさかの自己紹介からこの本が始まったことで、「カリスマが書いた本だから」という猜疑心がなくなり、心を開いて読み進めることができた点で、さすが動物行動学を研究されてる人の本だけあるなと思いました。

この本では、「自分の犬を穏やかで従順な犬にしたいなら、自分のエネルギーが穏やかで毅然としたものでなければいけない」というメッセージが終始書かれています。

カリスマとしてのスペシャルテクニック・・・というものではなく、犬を正しく理解し、心から愛すれば誰でも到達できる幸せな暮らしの実現を目指した本だと私は思いました。


【この本を読んだら犬の問題行動は解決する?】

の本を手に取ろうと思う人の中には、犬の問題行動にすでに悩まされている人もいると思います。

犬の問題行動は対症療法ではなく、日常生活そのものから見直していかなければいけない、ということが、この本を読めばわかると思います。

つまり、問題は犬ではなく飼い主の側にあり、飼い主自身が考え方を変えなければいけないということ。

私自身はそれは真理だと思っているのですが、自分に都合のいいとらえ方をする人や、自分の考えを変えることに抵抗を感じる人はいるだろうな〜とは思いました。

どんな自己啓発の本も、書いてある通りに実行して実際に変われる人と、読んで満足して何も変われない人がいるのと同じですね。


【私自身はこの本を読んで人生が変わりました】

自身は、この本を読んで、自分がいかに頼りない飼い主だったかを痛感したので、すぐに自分の犬への接し方を見直しました。

それまではつい感情的になった場面でも、自分の感情をコントロールするように心がけるようになり、生活の大半を穏やかな気持ちで過ごせるようになりました。

散歩では胸を張って歩くようになり、メンタル面でも前向きに、堂々としていられるようになったと思います。

私自身、この本を読む前と読んだ後とで、かなり人間が変わりました。

下手な自己啓発本よりも、よっぽどいいです。笑

犬もそれに応じてアイコンタクトが増え、指示を聞こうとする場面が増えました。

「飼い主が変われば、犬も変わる」

という言葉を聞いたことがありますが、まさにその通りでしたね。

今では、犬との暮らしに不安を抱くことがなくなり、自分にも自信が持てるようになりました。

この本を読んで本当によかったなと思っています。

犬が言うことを聞かない、犬のしつけに自信がないという飼い主さんは、読んでみる価値はあると思います。

自己肯定感が低い人にもおすすめしたいです。