犬のコマンドと聞くと、「おすわり」や「お手」をイメージしますよね。
必要性がわからず、まったく教えてないという飼い主さんもいると思います。
私自身は、犬にとっても飼い主にとってもメリットがあるので、教えたほうがいいと考えています。
この記事で詳しくご紹介します。
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【16個のコマンドを覚えたジャックラッセルテリア】
ちなみに、ぺろちゃんが覚えたコマンドは以下の通り。
すわれ・お手・おかわり・タッチ・ふせ・ほえろ・ごろん・おっちん・まわれ・はちのじ・ジャンプ・はな・あご・抱っこ・まて・1、2、3
覚えてくれるのが嬉しくて、気づいたら16個もできるようになりました。
わが家では、毎日のルーティンとして朝晩にコマンドを行っています。(下の動画参照)
【コマンドルーティンをするメリット】
どうして、毎日コマンドをするかというと、以下のようなメリットがあるからです。
犬の集中力を高めて興奮をおさえる
散歩中、他の犬にロックオンして吠えかかる……ぺろちゃんは犬見知りだし、興奮しやすいので、時々そんなことがあります。
でも、コマンドへの集中力が身についてきたのか、2歳を過ぎた頃から、吠えるのを我慢してコマンドに従ってくれることが増えました。
おかげで興奮をおさえることができ、散歩でのストレスを軽減できています。
他の飼い主さんとは、なるべく気持ちよくすれ違いたいですもんね。
交通事故や犬の逃走の予防にもつながります。
犬との信頼関係を作る
犬は、頑張ったらごほうびがもらえて嬉しいし、飼い主はいつだって自分の味方だと思えるようになる。
飼い主は、頑張ってくれる犬に愛情が深まり、もっと大切にしようと思うようになる。
コマンドには、そんな相乗効果があると思います。
ぺろちゃんは誰に似たのか「ゲンキン」なので(汗)おやつがなければやる気は半減ですが、もしコマンドをしていなかったらそんな犬の性格にも気づけなかったかも。
犬とのコミュニケーションとしても、コマンドは意味があります。
犬の変化に気づくきっかけになる
今はまだ若いので、毎日同じコマンドルーティンをしているとぺろちゃんが順番を覚えてしまい、コマンドをしてないのに先走ることがあります。
そんな要領のよさも愛らしく、こちらもイジワルに順番をわざと変えたりして楽しみます。
また、体調が悪い時、体のどこかが痛む時には、いつも通りにできないと思います。
犬が年老いてくれば、できないことも増えるでしょう。
毎日コマンドをしていれば、犬の異変にも気づくきっかけになります。
【犬の安全と安心のためのコマンド】
ぺろちゃんには16個もコマンドを教えてしまいましたが、、
ジャックラッセルテリアの頭のよさが活かせてるし、ただでさえ運動量が必要な犬種なので、毎朝晩の体操としても有意義な時間になっています。
生活に役立つものもあり、やっててよかったです。
飼い主の自己満足のためだけにコマンドを行うのでは、犬を道具にしているのと同じだし、不要だと思う人がいてもおかしくない。
そうじゃなくて、犬の安全を守り、安心感を養うためにコマンドはあるのです。