ペットショップから生後3ヶ月の子犬を迎えて2日後。
「カッ」「カハッ」のようにえづくような声や、「ヒッヒッヒ」と繰り返し声を出すように。
(後でこれは犬の咳だと知りました。おそらくケンネルコフというものです。)
↓その時に撮影した動画です。
同時に、犬のウンチがギリギリつかめるくらいの、やや下痢気味でした。
この時は深刻に思っていなかったのですが、獣医さんに叱られてしまいました。
この記事で、その時の体験談と対策をご紹介します。
【動物病院で注意を受けました】
お迎えして5日後、2回目のワクチンからちょうど1ヶ月になったので、混合ワクチンを打ってもらうつもりで動物病院へ行きました。
ところが。
「咳をしていたらワクチンはできません」と一蹴。
持って行ったウンチはギリギリつかめるくらいのやわらかさ。
「便がやわらかいので、整腸剤を出しておきますね」
と、整腸剤を出されました。
犬はウンチがつかめない状態だと下痢なんだと初めて知りました。
その時に獣医さんから注意されたのが以下のことです。
・室温は25〜26℃に、夜は湯たんぽをしてあげるなど、保温に気をつけること
・体が成長する時期なので、ごはんは規定量を気にせず、残すくらいたっぷりあげること
【正しい対処法がわからず疑心暗鬼になってしまいました】

ところが、この時の私は
「ネットにはもっと室温も低く、ごはんの量も規定通りと書いてあるのに・・・」
と、疑心暗鬼になっていました。
さらに悪いことに、帰宅してから言われた通りにごはんをたっぷりあげたところ、犬が吐いてしまったのです。
その夜は一晩中咳をして、翌朝はぐったりして食欲もない。
ウンチはつかめないほどの下痢になっていました。
「薬の副作用とかあるんじゃないの?」
「ごはんが多すぎたんじゃないの?」
とお医者さんを疑ってしまい、動物病院に電話すると、
整腸剤を飲ませないとよくならないですよ。
気になるなら来院してください。
このまま体調不良が続いたら、命に関わりますよ!
と叱られてしまいました。。
今から思えば、予期せぬ子犬の体調不良に気が動転してしまったんだと思います。
「もしこの子に何かあったら・・・」
と、夜も眠れなかったほどだったので。。
ネットの情報はあくまでも参考として、お医者さんの言うことを信じよう(当たり前だけど)と、夫と話し合いました。
慣れないながらも、祈るような気持ちで薬を飲ませ、ちょっとでも寒くないようにエアコンを調整したり湯たんぽを用意したり。
たった1週間で、飼い主としてきちんとしてやれてなかったことを気づかされ、すごく反省しました。
そんな数日を経て、やっと回復の兆しが見えてきました。
整腸剤がなくなる頃には、咳も下痢もしなくなり、無事にワクチンを打ってもらえました。
【最初の1週間は慣れるための期間】

子犬は環境が変わると、ストレスで体調を崩してしまうんだそう。
犬は人が思うよりずっと、繊細な動物なんですね。
ペットショップから急に環境が変わって風邪をひいてしまう犬は少なくないようです。
うちの場合は、エアコンの温度も低めにしてたし、しつけもすぐに始めたし、できないことを叱ったりしたし。
おまけにごはんもかなり少なかったようで、犬には本当にかわいそうなことをしました。
以上の経験から、最初の1週間は、犬がおうちに慣れる時間として、また、飼い主が犬のいる生活に慣れる時間として、ゆったり過ごすべきだと学びました。
【犬を飼うには知識が必要】
そんな感じで、お迎えしてたったの1週間で、自分の知識のなさを痛感。
この経験をきっかけに、飼い主としての自覚をより強く意識するようになり、後に家庭犬トレーナーの資格を取りましたが、それでも遅すぎたと思います。
ネットを見ると、同じように迎えたばかりの子犬を体調不良にさせてしまう人が何人も。
こんな登竜門は子犬には必要ないと思うので、正しい知識を広めていけるように、私自身も情報発信していきたいなと思います。
私が取得した、家庭犬トレーナーの資格についての記事はこちらです。
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