子犬の時期は、犬の社会性を育てておくべき大切な時期。
いろんな体験をさせてあげたいと、生後4ヶ月の頃から社会化を意識していろんな体験をさせています。
その甲斐もあってか、
「ジャックラッセルテリアの割にはおとなしいね」
「子犬なのに落ち着いてるね」
なんて言われるように。
この記事では、子犬の時にさせた社会勉強5選をご紹介します。
【うちの子犬にさせた社会勉強5選】
お散歩で出会う犬との挨拶
お散歩ですれ違うたびに、よその犬に吠えまくる犬がいますが、小さい時にほかの犬と触れ合う機会がなく、犬を知らないからどうしていいかわからない、怖いから吠えるのです。
実は、私自身が小さい頃に友達づきあいを遮断されて育ち、大人になってすごく生きづらい思いをしてるので、その犬の気持ち、めっちゃわかる。。汗
「人間社会で暮らしているんだから、犬同士の付き合いは必要ない」
と思う飼い主さんもいると思いますが、うちの子には私のような生きづらさを感じてほしくないと思いました。
犬社会でのルールは犬にしか教えられません。
でも、犬と触れ合わせるには、私自身が飼い主さんとコミュニケーションがとれないといけない。
犬の社会化と言いながら、飼い主である私自身が社会勉強をさせてもらいながら、うちの子にもなるべく他の犬と触れ合わせるようにしています。
※体格差のある犬は注意したほうがいい
ただし、体格差のある犬は注意したほうがいいです。
上の動画では、ドーベルマンににおいをかがれても平気にしているうちの子に感心していたんですが……
最近になって、この場所に来るとうちの子が立ち往生してしまうことが発覚。
もしかしたらこの時のことが怖かったのかな〜、と反省しています。。
動画でも、しっぽが下に下がっていて怖がっているのがわかります。
犬のこうしたサインも少しずつ覚えていかないといけないですね。
家に人を呼ぶ
犬にとって自宅はテリトリーになるので、知らない人が来ると警戒して吠えるのが通常だと思います。
番犬としてはそれでいいんですが、消防やガス・水道の定期点検、宅配便などなど、おうちに人が来ることって時々ありますよね。
マンション暮らしだと犬の鳴き声がクレームにもなりかねないので、子犬のうちに慣らしておくべきだと思いました。
うちでは、エアコンクリーニングに挑戦。
吠えてどうしようもなければ散歩に連れて行こうと、準備をしてのぞんだところ・・・
動画のように、業者さんにしっぽを振って遊んでアピール。笑
大きな音の出る機械も、暴れることなく見学してくれてほっとしました。
ただ、この時に大人しかったから成犬になっても大丈夫、とも言い切れません。
その時にはコマンドで落ち着かせることができるように、信頼関係を築いていきたいと思います。
緊急車両の見学
自宅にいる時に、救急車や消防車のサイレンが聴こえると吠える犬もいると思います。
何が近づいてくるかわからなくて怖いから吠えるんだと思うんですよね。
なので、大通りにも連れて行って、サイレンが聴こえるたびに
「あれは救急車だよ〜、大丈夫だからね〜」
などと声をかけて、救急車を見せてあげるようにしました。
今では、家の横を救急車が通る時も落ち着いています。
ショッピング
犬を同伴できるホームセンターにも行きました。
ショップの犬が吠えると、合わせて吠えまくるのですごく躊躇してしまいましたが、お店の方が
「ここはそういうお店なので大丈夫ですよ〜」
と声をかけてくださって、ありがたかったです。
落ち着いて買い物ができるようになるにはまだまだかかりそうですが、それができるようになったらお留守番の回数を減らせるので、ぜひ慣らしたいですね。
サロンでのお手入れ
実はこの動画は2回目に行った時のもの。
初めて行って爪切りをお願いした時は、怖がりまくってギャン鳴きだったのです。
犬もかわいそうやったし、私もお店の人に頭下げまくりでめっちゃ疲れました。。
人に慣れて、お店にも慣れると、サロンに行くのも苦ではなくなります。
大事なお手入れなので、自分でできることも増やしつつ、時々は利用して物怖じしない犬になってほしいです。
【あきらめの悪い飼い主でいたい】
犬の社会化期は1〜3ヶ月と言われていますが、その時期の子犬には恐怖心がまだなくて一番効率がいい、というだけの話だと私は思います。
吠える理由が「知らなくて怖い」ということなら、ちゃんと「怖くないよ」って教えてあげるほうが、長い目で見て飼い主も犬ものびのびと暮らせるんじゃないかな、と。
それをしないで、叱っておさえつけたり、おやつでごまかしたりすると、別の弊害が出てくると思うんですよね。
犬は頭がいいし、これまでもずっと人間と一緒に生きてきた動物です。
飼い主さえあきらめなければ、きっとたくさんのことを覚えてくれるはず。
だから、私はこの子にとってあきらめの悪い飼い主でいたい。
これからもいろんな体験をさせて、物怖じせず人生(犬生)を楽しめるようにしてあげたいと思います。