ぺろちゃんの反抗期、いろんな問題行動に困り果て、しつけの本やネットの情報を読み漁りました。
そんな中で、犬のしつけに対して主従関係を重視する派と、主従を否定し信頼関係を重視する派に意見が真っ二つに割れていることに気づき、自分でもどちらが正しいかわからず混乱しました。
結論としては、どちらかがよくてどちらかが間違っているという考え方はやめるべきだと思いました。
そう考えた経緯をこの記事にまとめておきます。
※当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
【パックリーダー論とポジティブトレーニング】
犬のしつけには、大きくわけて2つの考え方があります。
パックリーダー論とは、ざっくり言うと
犬は群れで生きる動物だから、主従関係を徹底してしつけるべき
という考え方。
対して、ポジティブトレーニングは、
犬は人間を同種とは思わないから、家族として褒めてしつけるべき
主従関係よりも信頼関係を大切にしましょう、というような考え方です。
最近は人間の子供の教育でも、褒めて伸ばすことがいいとされているので、パックリーダー論のような考え方を受け入れられない人もいると思います。
「主従関係」という言葉に抵抗感がある人も多いと思うし。
私自身、ぺろちゃんをのびのびと育てたいと思っていたので、主従関係よりも信頼関係を意識してしつけてきたつもりでした。
【飼い主としての自信を失った私】
ところが、ぺろちゃんが反抗期を迎え、問題行動が頻発。
ジャックラッセルテリアは賢くてタフな犬種と言われますが、それだけに試し行動も多く、あきらめも悪い。
私自身もメンタル的に未熟で、ぺろちゃんの問題行動に振り回され、すごくストレスを感じていました。
こんなに頑張ってるのに、もう犬のことが信じられない。
信頼関係を築くどころか、飼い主としての自信を失いかけていました。
【しつけがうまくいかないのは飼い主の問題】
そんな時に、出会った、アメリカのドッグトレーナーの著書『シーザー・ミランの犬と幸せに暮らす方法55』。
シーザー・ミランさんはパックリーダー論派の人ですが、この本には、飼い主自身の心の問題が、余計な先入観や固定概念となって犬のしつけに影響してしまうことが書かれています。
犬のしつけには、飼い主の過去のトラウマや欲求不満が投影されることが多いってこと。
私自身、「褒める」ことを意識しすぎて、叱るべき時にきちんと叱れてなかったし、嫌われるのが怖くて、犬に遠慮したり、媚びへつらったりするような態度になっていた。
それは私の親のしつけに対する反動だったけれど、ぺろちゃんにしてみれば、頼りなくて安心できない飼い主でしかなかったんだと反省しました。
この本を読んで、犬のしつけというよりも私の心のトレーニングになり、自分に自信が持てるようになった結果、ぺろちゃんとの関係もよくなっていきました。
【二元論的に考えるのはやめよう】
以上のような体験から、パックリーダー論と言っても、パワハラやモラハラ的なものではなく、犬の特性を理解した上で、先回りして犬が穏やかでいられるように導いてあげることなんだと理解しました。
叱って従わせるべきシーンも、褒めて覚えてもらうべきシーンも当然ある。
どちらがいいというのは、飼い主によっても犬によってもシチュエーションによってもちがうのだから、余計な先入観を抱かないために「主従関係か信頼関係か」なんて二元論的に考えるのはやめるべきです。
そんな情報に振り回されないで、愛犬のことをよくよく観察したり、自分の心の問題と向き合うことが、愛犬との良好な関係を気づくことにつながると思います。

