【通信教育】たのまな「ドッグトレーナー講座」で家庭犬トレーナー2級の資格を取ったので詳しい内容とレビューをご紹介します

ヒューマンアカデミー 家庭犬トレーナー 教材

を飼い始めて2ヶ月、うちの犬が生後5ヶ月になった頃。

コマンドを無視する、散歩に行っても歩かない、噛みついてくるなど、飼い始めた当初よりも問題行動が増えました。

検索してしつけ方法を調べても、いろんな情報があってどれが正しいものかわからない。

あやふやな知識では飼い主としての自信が持てず、しつけにもよくないと感じていました。

以前に犬をケンネルコフにさせた後悔もあったので、思い切って「家庭犬トレーナー2級」の資格を取りました。

この記事で詳しくご紹介します。


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【家庭犬トレーナーの資格とは】

ッグトレーナーは国家資格ではなく、各団体や学校が個別に設けている民間資格です。

ぶっちゃけ、自分が「ドッグトレーナーだ」と名乗って仕事をすることを考えているのであれば、持っておいたほうが無難かなというレベル。

私自身は、すべての飼い主が自分の犬のトレーナーになれば、もっと犬にとっても住みよい社会を提言していけると思うので、資格取得が当たり前になってほしいなと思っています。

貯金の範囲で、主婦をしながら無理なく取得できそうだったのと、通信教育としてはそこそこ大手だったので、たのまな(ヒューマンアカデミー)の通信教育「ドッグトレーナー講座」を選びました。

家庭犬トレーナーの資格は、この講座での添削課題で合格すれば取得できる、一般社団法人日本ペット技能検定協会の民間資格です。


【家庭犬トレーナー2級の教材内容】

し込んで5日ほどで教材が宅配便で届きました。

内容は以下の通り。

テキスト3冊

・トレーニング

・ペット社会学、動物関連法規、アニマルセラピー、ペットロス

・犬種標準学

・トレーニングについて

のいい行動を褒めながらしつけしていく「オペラント式トレーニング技法」を紹介しています。

ネットで点々と得ていた知識が、このテキストを読んで1本の線になったような感覚で、自分の中でしつけに対する1つの指針が持てました。

ただ、このテキストだけでは知識として不十分。

そのモヤモヤを解消すべく「いろんな方向から知識を得たい」というモチベーションが高まったのはよかったと思います。

・ペット社会学について

と社会とのつながりについていろいろと考えさせられる内容です。

飼い主としてだけでなく、社会人として、人間として、犬とどう付き合えば、誰も不快にせずに、みんな幸せでいられるんだろう?って。

飼い犬という存在自体が、もはや哲学的だと思うようにもなりましたね。

昨今問題になっている生体販売や動物実験なども、社会学を無視して語ればただの理想論に過ぎないということもわかりました。

大切なことなので、今後も知見を深めていきたいなと思いました。

・犬種標準学

種標準学のテキストでは、いろんな犬種の歴史や特徴を学ぶことができます。

正直、「犬種の勉強の何が大切なんや?」と思ってたんですが、犬のしつけ方法を考える時に、その犬のルーツを知っておけば、より適切にアプローチできるってことなんですね。

たとえば、ジャックラッセルテリアは、自分の体より大きい獲物を狙うように作られた犬だから、時々、自分の力量以上に頑張りすぎちゃう、とか。

そういうことを知ってるのと知らないのとで、しつけの考え方や設定するゴールも変わってくる。

ふつうのしつけ本には、そこまで書いてるものは少ないと思うので、これは勉強になりました。


DVD 11本

・子犬の基本トレーニング

・声符と視符

・犬の歯牙と骨格

・英国「犬の学校」体験入学1、2

・動物看護技法1〜3

・シッターサービス開業1、2

・健康な子犬の選び方

の教材にはDVDがたくさんついていたので、期待していたんですが……

今や誰でもYouTubeが作れるこの時代に、いつ作ったビデオなんだろうとがっかりするような映像が多かったです。

テレビの画角サイズが昔のままのものもあったし、音量もDVDによってマチマチ。。

Z世代がこの教材を見るのはつらいものがあるかもしれません。

内容に関しては、犬の骨格とか健康に関わる内容もあったので、有意義ではありました。

特に、トレーニングに関するDVDでは、実際の犬をトレーニングする様子を見ることができたのでよかったです。

ジェスチャーでのコマンドは、実際にうちの犬にも行っていますが、声を出さなくても聞いてくれるので助かる時があります。


添削課題

題は穴埋め問題や選択問題がメイン。

テキストの内容をきちんと読み込んでいれば、十分に答えられる課題です。

おおむね大事なとこをおさえてある課題だなと思いました。

私自身は、ガリ勉なので1週間ですべてのテキストを読み、DVDを見終わり、課題に取りかかったので、あまり受講期間は参考にならないかもしれません。


【1ライセンスあたり14,000円の交付料】

家庭犬トレーナー ペットロスケアアドバイザー 認定証書

削課題に合格したら、ライセンスの交付を受ける権利が得られます。

ライセンス交付料は1つにつき14,000円。(2022年3月現在)

更新料もかからないし、これで「家庭犬トレーナーです」って名乗れるんだから、そんなもんかな。

私自身は、家庭犬トレーナー2級とペットロスケアアドバイザーの2つの資格を取得。

今後の情報発信に生かしていきたいと思っています。


【自分の基礎をつくってくれる講座】

にも書きましたが、この資格を取ったからと言って、知識としては不十分。

私としては

これで自分がトレーナーを名乗っていいわけがない

と、さらなる知識を得たいと思うようになりました。

飼い主としての自覚の他に、トレーナーとしての自覚ができ、馴れ合いの存在ではなく、節度ある人生のパートナーとして犬と向き合うことができています

結果として、私はこの資格を取ってよかったなと思います。

以上のように、より自信を持って犬と接するための、考え方の基礎をつくってくれる講座だと思います。

自分のペースで資格が取得できるので、日常生活の中で無理なく資格を取りたい人におすすめです。

ぜひチャレンジしてみてくださいね。

↓こちらで内容を確認できます。

ヒューマンの通信講座『ドッグトレーナー』