【体験談】毛布やタオルを噛んで誤食する犬への対策

犬がかじって食べた毛布

ぺろちゃんが生後半年〜8ヶ月の頃のこと。

防寒用に与えた毛布やタオルを噛みちぎり、誤食してしまうことに悩みました。

この記事で私の体験談と、行った対策をご紹介します。


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【なぜ犬は毛布やタオルを食べるのか】

がぺろちゃんを観察していて気づいたのは、犬が毛布やタオルを食べるまでに段階があるということ。

毛布やタオルを放り投げたり引っぱったりして遊ぶ

飽きて座り込み、噛み始める

噛みちぎる

口の中でクチャクチャ噛んでいるうちに飲み込む

というような流れです。

犬の心理としては、

カミカミ!楽しい!

ちぎれる!おもしろい!

あ、いつの間にか飲み込んじゃった!

という感じでしょうか。

調べたところ、犬は一度おもしろいと学習すると、同じことをヘビーローテーションしてしまうのだそう。

退屈しのぎで噛み始めたら、噛みちぎれておもしろいことを学習してしまった、ということですね。。


【毛布やタオルを食べる犬への対策】

は、一度噛みちぎることに快感を覚えてしまった犬に、どうすれば毛布やタオルを噛ませないようにできるか。

以下のようなことをぺろちゃんに試しました。

1. 毛布やタオルを全撤去

アコンで室温管理しているなら、誤飲のリスクをとってまで毛布を与えるメリットはありません。

「毛布を噛むのは楽しい」という習慣を断つために、まずは毛布やタオルは全撤去しました。

トイレで熟睡する犬

少しかわいそうですが、誤食して腸閉塞になって死んじゃうよりマシ。


2. しっかり運動させる・遊ぶ

は退屈になるとイタズラするもの。

おうちいる時になるべく疲れた状態にさせておくのが、イタズラさせないコツと学んだ私。

……というわけで散歩は1日2回、毎回1時間半ほどかけて、みっちり。

フリスビーやボール遊びも取り入れて、しっかり運動させました。

また、かまってほしい時にも、イタズラをしてアピールすることもわかってきた。

犬に我慢させすぎないように、遊んであげることも大事ですね。


3. 忘れた頃に毛布を与え、噛んではいけないことを教える

撤去してから2週間後。

毛布を出すと嬉しそうにするので、自分が見ていられる時と寝る時だけ毛布を与えるようにしました。

ただし、毛布を噛み始めたら、すかさず「ノー」と言って取り上げる、というのをひたすら繰り返し。

噛んだら取り上げられるんだ、ということを徹底して覚えさせました。


4. ゴムボールやガムで噛みたい欲求を満たす

むことは犬にとって、脳を刺激したりストレス発散になったりと大切な行動なので、まったくさせないこともよくない。

ゴムボールやガムなどを時間を決めてあげる、ということで、噛みたい欲求も満たしてあげることを意識しました。


上の対策を続けて、ぺろちゃんが1歳を過ぎた頃には、毛布やタオルで遊ぶことがなくなりました。


【まとめ】

上のことから、毛布やタオルを噛んで誤飲してしまう犬への対策をまとめてみました。

  • ものを噛む習慣を作らない
  • 噛んだら取り上げる、を徹底する
  • 運動で発散させる
  • 噛める代替品を用意する

月齢的なものもあるかもしれないですが、一度覚えてしまった習慣は、成犬になってからも続いてしまう可能性があります。

愛犬の安全のために、飼い主の側で行動をコントロールしてあげることが大切ですね。