【体験談】暴れる・噛む…ジャックラッセルテリアの子犬への対処法

ぺろちゃんが子犬の時、噛まれない日はないというほど、毎日噛まれていました。

サークルに入れると暴れまくり、隣人から苦情が来るのではないかと心配になるほど。

この記事では、その時の振り返りを踏まえて、子犬が暴れる・甘噛みする時のしつけ方法についてご紹介します。

※生後4ヶ月以降、お散歩デビュー前後くらいからの子犬を対象に書いています。


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【子犬が暴れる・噛む理由と対処法】

犬が暴れる・噛む理由には、以下のようなことが考えられます。

歯がムズムズする

は生後4〜10ヶ月で乳歯から永久歯に生え変わります。

その時期は、どうしてもむずがゆいため、いろんなものを噛みたくなるのです。

人間の赤ちゃんにも「歯固め」がありますが、犬もいろんなものを噛んで歯を刺激し、丈夫になっていく時期なんだと思います。

人や家具への噛みグセはつけたくないので、代わりのもので発散できるといいですよね。

獣医さんには「ハサミで切れる固さ」を基準におもちゃやおやつを選ぶようにと言われました。

↓こちらの、生後3ヶ月から与えられるガムや、

木や皮、ロープ素材のおもちゃがおすすめです。

与える時は、子犬がおりこうにしている時や、コマンドがうまくいった時に制限します。

(そうでなければ、暴れたり噛んだりすればもらえると学習してしまうため。)

おもちゃは誤食のリスクがあるので、与える時間は10分程度にして、観察しながら与えることが大切です。

あまりに固いものは、歯が損失する恐れがあるので、おすすめできません。

時間になったら、「おしまい」「ちょうだい」などの声かけで、子犬から取り上げ、手の届かない所に片付けます。

ぺろちゃんの場合は、「おしまい」と同時におやつをあげることで、気持ちよく「おしまい」に応じてくれるようになりました。

また、遊んでいない時間は「落ち着いて過ごすことを教える時間」とし、声かけや目線を合わせることを避け、かまい過ぎないようにすることが大切です。

部屋を別にしたり、出かけたりすることで、お互いの息抜きタイムがあってもいいと思います。


体を動かしたくてたまらない

暴れるジャックラッセルテリア

間の子供もそうですが、子犬も、運動することで体の動かし方を学び、脳や筋肉を発達させます。

それに、体を動かすことは楽しい。

たっぷり運動して、楽しい気持ちでぐっすり寝ること。

犬は誰に教わらずとも、心身ともに健やかに成長する術を身につけているのです。

ぺろちゃんは、体力がありすぎて、子犬時代にまったく寝てくれなかったので、私もありとあらゆることを考えました。

コマンドの練習にはじまり、タオルの引っぱり遊び、ボール投げ、フリスビー、自作のトンネルくぐり、自作のジャンプハードルなどなど。

↓フードを入れられるおもちゃにも、かなり助けられました。

お散歩は行ける時には朝夕1時間半くらい行ってましたが、それでようやく家でもおとなしく過ごせる感じ。

体力は犬の個体差があると思うので、子犬だからと勝手に時間を決めないで、「この子はどのくらい疲れるだろう?」という目安を知ることが、落ち着いて過ごせる愛犬への近道です。


興奮をおさえられない

は興奮する生き物。

遊んでいてテンションが上がった時、他の犬と目が合った時、好きな人に出会った時など、瞬間湯沸かし器のごとく、すぐ興奮しますよね。

子犬にとっては世の中のすべてが新鮮なので、興奮しやすい。

それに、興奮をおさえることがなかなかできないので、興奮状態が続いてしまい、暴れたり噛んだりするという行動に出てしまうのです。

なので、飼い主が犬の興奮を見極めて、コントロールしてあげる必要があります。

ぺろちゃんは好奇心旺盛で、テリア気質のしつこさもあり、一度興奮すると手に負えなくなってしまっていました。

なので、集中力と飼い主への注意力を高めるトレーニングとして、毎日、朝晩にコマンド練習をするようにしました。(成犬になっても継続しています。)

時間はかかりますが、興奮をおさえるまでの時間を短縮させることができます。

↓リラックストレーニングについては下の記事でご紹介しています。

【犬のしつけ】落ち着きがない・興奮しやすい犬におすすめ!リラックストレーニング

試し行動

「父ちゃん・母ちゃんは、これ以上やったら怒るから、ここまでにしておこう」

子供時代、私たちもそんな風にして、自分の許容範囲を体験として学んできたと思いますが、犬も同じ。

噛んだら怒られるかな?

足ならいいかな?

机だったらどうかな?

…そんな風に、飼い主の反応をうかがって、あわよくば自分のしたい放題にしようとする犬もいます。

ぺろちゃんがまさにそのタイプ。

ずる賢くて、傍若無人…ジャックラッセルテリアの本領を最大限に発揮してましたね。

私がひるんでしまったら最後、「暴れたり噛んだりしてもいい」と学習してしまうのが犬。

犬に怯え、気をつかいながら生きていくのは、思い描いていたドッグライフではないと思ったので、それまでベッタリだった自分の対応を変えなくちゃいけないと思いました。

叱る時は「ダメ」とメリハリをつけて叱り、それでも聞かない場合はサークルに入れて無視をする。

突発的に危険な行為をした時は、首をつかんでおさえつけることもしました。

(賛否両論あると思いますが、痛みを与えることが目的ではないし、服従させようという意図もありません。あくまでもお互いを守るためです。)

子犬に言葉は通じない。(いずれ通じるようにはなりますが)

家庭や社会で生きていく中で、好き放題にしてはいけないんだということを態度で示すことが大切です。


体調不良

記のような、子犬ならではの原因以外に、体調不良を訴えている場合も。

体のどこかが痛い、強いストレスを抱えているなど、心当たりがある場合は動物病院へ。


【犬とはそういうもの】

犬が暴れる・甘噛みすることをストレスに感じるのは、厳しい言い方をすれば、想定が甘かったということ。

犬とはそういうものだ」と受け入れることで初めて、本当の犬との付き合いができると私は思います。

あまり深刻にならずに、おもしろがって楽しむくらいの心の余裕を持てるといいですね。

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