猛暑の中、犬のお散歩はいつも命がけだな〜と思いながら、出かけています。
犬は体が地面に近いし、人間のように汗をかけない。
熱中症になるとしたら、症状の悪化はきっと早いです。
そこで、この記事では、犬の表情に注目してみたいと思います。
愛犬を熱中症にさせないために、参考にしていただけたらと思います。
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【犬の表情で見る暑さレベル】
要観察:軽く口が開いている
いわゆる「犬の笑顔」の表情ですかね。
口角が横に引き上げられ、軽く口が開いた状態です。
夏のお散歩は、だいたいどの犬もこんな表情してると思います。
写真はひとしきり遊んでクールダウンした後のもの。
しっかり休憩をとってから次の場所に移動する、ということが大切です。
休憩の目安:舌が出てハッハッと息をしている
先ほどの写真よりもさらに口が開き、舌全体が見えています。
息は「ハッハッ」という感じで、小刻みに呼吸を繰り返している状態。(パンティングと言います。)
そうすることで体温調節をしているので、パンティング自体は心配するべきことではありません。
ただ、気温が高い時は体温が下がるのに時間がかかります。
なので、私は、この状態になったら日陰で休憩をとることにしています。
ネッククーラーで首元を冷やしつつ、水分補給をさせて、ゆっくり過ごさせます。
即クールダウン:舌全体がだらんと出てハァハァ息をし、よだれも出る
さらに運動を続けたり、興奮状態になったりすると、今度は舌全体が口からだらんと出てきます。
息は「ハァハァ」とより早くなり、よだれが出る場合も。
白目も見えており、表情からも暑がっていることがわかります。
この状態になると、犬も苦しそうなので、無理をさせずに休憩をとるべし。
首周りやお腹をさわってみて、体が熱ければ、頭やお腹を水で濡らして風を当ててあげると即効性があります。
※リラックスしている時でも、横ベロになることもあります。
呼吸、心拍数、体温など複合的に観察することが大切です。
上記のような激しいパンティングに加えて、フラフラしている、ぐったりするなど、いつもとちがう症状が出たら、熱中症の可能性があるので、体を濡らして風を当てるなど応急処置をして、病院へ。
【犬を熱中症にしないために気をつけていること】
ぺろちゃんを熱中症にしないために、私自身は以下のようなことに気をつけています。
季節の変わり目に無理をしない
急に気温が高くなる季節の変わり目には、人間と同じように犬も暑さに慣れてない。
熱中症リスクも高いので、無理はせず、徐々に体を慣らしていくことが大切。
日陰を歩く
日が当たる場所は地面も熱いし、犬の体温がぐんぐんと上がってしまいます。
自宅周辺の日陰をチェックして、常に日陰を歩けるように、朝夕それぞれで散歩コースを考えて、無理のないお散歩をしています。
水道が使える場所を目的地にする
万一のことを考えて、水道の使える公園を散歩コースに入れるようにしています。
手持ちの水を使い切っても安心です。
服・ネッククーラー を工夫する
ぺろちゃんに着せているのは自作の服とネッククーラーですが、水で濡らして使える上、保冷剤を入れられるようになっています。
少しでも体感を涼しくして運動量を確保するのと、外出先で体を冷やすのに役立ちます。
↓作り方はこちら。
【熱中症対策】ダイソーのクールタオルハンカチで小型犬の夏服作り 【熱中症対策】材料300円で犬用ネッククーラーを手作りしました帰宅後の体調変化にも気をつけて
帰宅後もしばらくは体調の変化がないか気をつけること。
スムーズにクールダウンできるよう、わが家はエアコンはつけっぱなしです。
ぺろちゃんは氷が好きなので、氷をあげてクールダウンを促します。
【犬からのシグナルに気づいてあげよう】
熱中症は命にかかわるものですが、気をつけていれば防げるものだと思います。
舌や息づかいは、犬からの「暑い」というシグナル。
すぐに気づいてあげられる飼い主でありたいですね。